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【要注意】契約すれば内装工事できる?その勘違いが移転失敗の原因になります

オフィス移転を進める中で、非常によくあるご相談があります。

 

「契約すれば、すぐ内装工事に入れますよね?」

 

結論からお伝えすると、 契約しただけでは内装工事はできません。

 

この認識のズレが原因で、

 

・工事スケジュールの遅延

・二重家賃の発生

・仮オフィス・テレワーク対応による生産性低下

 

といった問題が実際に起きています。

 

この記事では、 なぜ工事がすぐできないのかという「実務の裏側」と、 失敗しないための考え方をプロの視点で解説します。

 

結論:契約=すぐ使えるではない

 

まず大前提として、 契約した=自由に使える、ではありません。

 

オフィスは 「契約日」ではなく、契約開始日(賃料発生日)以降に使用できるのが原則です。

 

つまり、 契約した → まだ使えない 鍵を受け取った → 工事できるとは限らない というのが現実です。

 

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なぜ内装工事はすぐできないのか

 

理由は「感情」ではなく、 “責任の所在”という法的な壁があるからです。

 

① 保険と責任の空白地帯

契約開始日前は、まだ借主の管理下ではありません。

 

この期間に万が一、 火災・事故・破損などが起きた場合、「誰が責任を取るのか?」 という問題が発生します。

 

貸主にとっては最も避けたいリスクであり、 この“責任の空白期間”がある以上、契約開始日前の工事は基本的に認められません。

 

② 工事には承認プロセスがある

 

内装工事を行うには、以下の提出が必要です。

 

・工事申請書

・レイアウト図面

・工事内容の詳細

・業者情報

 

これらを管理会社・オーナーが確認し、 承認を得て初めて着工可能となります。

 

③ 承認には時間がかかる

 

この承認プロセスは即日では終わりません。

 

申請〜承認には、3日〜2週間程度がかかります。

 

内容によっては差し戻しあり

 

つまり、契約後すぐ工事というのは現実的ではありません。

 

④ 30坪以上は「B工事」の壁がある

 

特に30坪以上の中規模オフィスでは、 さらに重要なポイントがあります。

それがB工事(指定業者工事)です。

 

「空調・電気・防災設備」

 

これらに関わる工事は、 ビル指定の業者でしか対応できないケースが一般的です。

 

そのため、 自社で手配した内装業者がすぐ入れるわけではなく 、指定業者の見積もり待ちだけで2週間以上かかることも珍しくありません。

 

これが中規模オフィスのリアルです。

 

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現場のリアル

 

「契約開始日を待たずに工事させてほしい」

 

この交渉は、現在の都心マーケットでは 、現実的ではない要求と判断されるケースが多く、 審査や印象に影響する可能性もあります。

 

特に人気エリア・条件の良い物件ほど、 貸主は強気です。

 

よくある失敗パターン

 

この認識ズレがあると、以下のような事態になります。

 

・工事が間に合わず入居日に使えない

・二重家賃が発生する

・仮オフィス対応で無駄なコストが出る

・急ぎの工事で費用が割高になる

 

つまり 「契約したのに使えない」状態になります

 

では、どうすればいいのか 。

 

結論はシンプルです。

 

“工事を前提にしない物件選び”をすることです。

 

① 内装は最低限に抑える

内装を作り込みすぎると、 工期が伸び、承認が遅れ、コストが膨らんでしまい、移転全体に影響します。

 

② セットアップオフィスを選ぶ

急ぎの移転において最も合理的な選択です。

 

内装済み・什器付きの物件では、すぐに業務開始が可能です。

 

つまり、工事不要で即入居できます

 

③ スケジュールを逆算する

 

どうしても内装する場合は、 契約開始日・工事申請期間・工期を前提に物件を選ぶ必要があります

 

 

gramからのアドバイス

 

私たちは、無理なものを無理とお伝えします。

 

その代わりに、 現実的に間に合うスケジュールやすぐ使える物件、そして内装リスクを抑えた提案 をいたします。

 

特に急ぎの移転においては、 内装を作り込まない・セットアップオフィスを選ぶ、この2つだけで、結果は大きく変わります。

 

まとめ

 

改めて整理すると、

 

・契約しただけでは内装工事はできない

・工事には承認と時間が必要

・中規模オフィスではB工事の影響が大きい

 

そして最も重要なのは 「時間もコストである」という視点です。

 

賃料は見えるコストですが、 スケジュールの遅れによる損失は見えません。

 

しかし実際の現場では、 この“見えないコスト”の方が大きくなりがちです。

 

 

 

もし現在、

 

・退去期限が決まっている

・急ぎで移転したい

・内装をどこまでやるか迷っている

という状況であれば、 物件選びの段階で戦略を間違えると大きな損失になります。

 

弊社では、 最短で入居できる物件提案 ・セットアップオフィスのご紹介 ・内装を含めた現実的な移転プランまで一括でサポートしています。

 

まずはお気軽にご相談ください。

 

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