「更新が近いのでオフィス移転を考えている」
このご相談で、最初に確認すべきなのは更新日ではありません。
最優先で確認すべきなのは、現在の事務所の「解約予告期限」
この期限を把握しないまま動き始めると、
「まだ時間があると思っていたのに、
という事態が起こりやすくなります。
貸事務所の解約予告は「3ヶ月前 or 6ヶ月前」が多数
貸事務所の契約では、以下のケースが一般的です。
- 解約予告:3ヶ月前
- 解約予告:6ヶ月前
そして多くの契約では、
解約予告期限までに意思表示がなければ、自動更新となります。
つまり、
更新日が先でも、解約予告期限を過ぎた時点で「更新は確定」
という扱いになるケースがほとんどです。
「更新まで◯ヶ月ある」は、判断基準としては不十分
よくある勘違いがこちらです。
「更新までまだ3ヶ月あるから、
しかし実務では、これは正しくありません。
なぜなら
- 解約予告が 6ヶ月前 の場合 → 更新3ヶ月前の時点で、すでに解約は不可
- 解約予告が 3ヶ月前 の場合でも → すでに期限を1日でも過ぎていれば、その更新期間は確定
「更新まで何ヶ月あるか」では、
本当に見るべき「残り時間」の考え方
オフィス移転で重要なのは、次の一点です。
解約予告期限まで、あと何日あるか
例①
- 更新日:2月末
- 解約予告:3ヶ月前(11月末) → 11月末が実質的な判断期限
例②
- 更新日:2月末
- 解約予告:6ヶ月前(8月末) → 8月末を過ぎていれば、この更新期間は確定
この「本当の期限」を把握しないまま進めると、
スケジュール設計を大きく誤ることになります。
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解約予告期限を過ぎていた場合はどうなる?
解約予告期限を過ぎている場合、選択肢は主に次の2つです。
- 更新を前提に、更新後の中途解約条件を確認する
- 更新期間を活用し、次の移転を計画的に進める
この場合、
「無理に短期間で決めようとする」よりも、
更新前提で最適解を探す方が、結果的にコストが下がる
ケースも少なくありません。
では「解約予告期限内」なら間に合うのか?
解約予告期限内であれば、
条件次第で移転が現実的なケースはあります。
比較的進めやすいケース
- 内装工事が不要、または最小限
- エリア・広さにある程度の柔軟性がある
- 社内の意思決定が早い
厳しくなりやすいケース
- レイアウト工事が必須
- 条件を大きく妥協できない
- 社内決裁に時間がかかる
重要なのは、
「間に合うかどうか」を自己判断しないことです。
オフィス移転で失敗しやすい流れ
時間が気になると、
いきなり物件探しを始めてしまうケースが多くあります。
しかし実務では
- 条件が固まっていない
- 更新か移転か判断が揺れている
- 期限の認識が曖昧
この状態で内見を重ねると、
比較だけが増え、結論が出ないまま期限を迎える
という結果になりがちです。
解約期限が近いときに、最初にやるべき3つ
物件探しの前に、まず以下を整理します。
- 現在の契約条件(解約予告・更新条件)の確認
- 更新と移転、どちらを選ぶかの判断軸整理
- 現実的に狙える条件範囲の設定
この順番を守ることで、
短期間でも無駄な動きを大きく減らすことができます。
相談すべきタイミングの目安
次に当てはまる場合は、
物件探しの前に一度整理することをおすすめします。
- 解約予告期限が6ヶ月以内
- 更新が近いが、解約期限を正確に把握していない
- 移転か更新かで判断に迷っている
- 社内で条件が固まっていない
まとめ:オフィス移転は「更新日」ではなく「解約予告期限」 から始まる
- 最初に確認すべきは 解約予告期限
- 更新日だけ見て判断するのは危険
- 本当の残り時間を把握してから動くことが、
最もコストを抑えやすい
期限が絡むオフィス移転ほど、
進め方の整理が結果を大きく左右します。
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